家庭日報

どこにでも あるような 家族 の 風景

40代 は あきらめろ!!! ミッドライフ・クライシスな 読書

どうもキャッシーです。

なかなか、好戦的なタイトルを付けてしまいましたが、

「ハピネスカーブ 人生は50代で必ず好転する」

という本を読んで、僕の今感じていることなのです~~

 

どうやら40歳から50歳あたりは

人生の谷底に感じやすいって統計が出ているようなんです!

そんな僕 キャッシーも

今までにない人生のどん底感を感じている只中なのです。

このまま人生を転落してしまうのかな~という

不安が押し寄せる今日このごろなのですが

この本には

 

今が谷底で、これをすぎれば上り調子ですよ~

通り過ぎるまで待って耐え忍びましょ~

 

 

というようなことが書かれていて、それだけで気持ちが楽になったような気がしたので

ご紹介させてもらいます~

 

ハピネスカーブってなんぞや?

https://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2018/08/f3878be4bd9dd7ce38b250c65fe055d8.jpg

 

年齢による幸福度の変化

中年期は嵐の只中

第一章ではトマス・コールによる描かれた【人生の航路】を題材に人の一生を絵画になぞらえ説明がされています。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/89/Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Childhood%2C_1842_%28National_Gallery_of_Art%29.jpg/450px-Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Childhood%2C_1842_%28National_Gallery_of_Art%29.jpg

「幼年期」:祝福されてる感ありますね~

 

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/61/Thomas_Cole_-_The_Ages_of_Life_-_Youth_-_WGA05140.jpg/450px-Thomas_Cole_-_The_Ages_of_Life_-_Youth_-_WGA05140.jpg

「青年期」:希望が 盛ります!さらに盛ります!さらに盛ります!!メガ盛り~ですね。

 

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2d/Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Manhood%2C_1840_%28Munson-Williams-Proctor_Arts_Institute%29.jpg/450px-Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Manhood%2C_1840_%28Munson-Williams-Proctor_Arts_Institute%29.jpg

「壮年期(中年期)」:カミサマ~~~!やばいですね!船転覆しそうですね!そりゃ祈りますよね!!!

 

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4e/Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Old_Age%2C_1842_%28National_Gallery_of_Art%29.jpg/450px-Thomas_Cole_-_The_Voyage_of_Life_Old_Age%2C_1842_%28National_Gallery_of_Art%29.jpg

「老年期」:たすかったんやね~よかったね~~そりゃ拝むよね~~~

絵画なんてみないから、絵の意味とかはわかんないですけど、「壮年期(中年期)」の絵なんてわかりみしかないです!!

時間は絶対概念・年齢は相対概念

時は流れるものであり、無情にも過ぎゆくものである。どんな人のうえにも時間は等しく流れる。だがハピネス・カーブを理解するためには、時間とは何であるかを正確に知ることが大切だ。光速で移動するでもないかぎり、「時間」とは絶対概念である。これに対して「歳をとること」は、よりとらえにくく相対的な現象である。*1

って書かれてるのですが。自分に置き換えても同世代で、めっちゃ若く見える人もいれば、めっちゃ老けて見える人もいるし、めっちゃ健康で元気バリバリな人もいれば、めっちゃ病弱やったりで人によってはガンで亡くなってたり。同じ時間を与えられてるはずなのに人と比べると同じ年齢とは思えなかったりしますよね。

期待値と実際の満足度のギャップと入れ替わり時期

子供の頃の自分への期待値を想像してみてください!

そうなんです!

無限大ですよね!!

なんにでもなれる気がしてましたよね!!!

僕なんてウルトラマンになれるって本気で思ってましたからね~

そんなアホな僕でも当然ウルトラマンにはなれない事に気づきます。それくらいのコトではガッカリなんてしないですよ。

仕事し始めた20代前半だって夢に希望に溢れていましたよ。

結婚もして子供もうまれ20代半ば、仕事も少し慣れて来たりと、まだ自分の未来予想図を更新する必要はなかったです。

家庭も仕事もそれなりに順調に進んではいたものの、20代前半に思い描いていた自分とギャップを感じ始める30代。でもまだ自分に希望は持てています。

仕事もベテランと言われるポジションになり、それなりに責任を背負って、やりがいを感じることのできることをしているはず。家庭も時間を積み上げ、妻とも距離が縮まっているはずの40代。が、仕事は確かにできるようになったものの友人は起業したり、子供さんに、たくさん習い事をさせていたり、同じように出来ない自分に、不甲斐なさを感じ。妻にも良かれと思っていたことが、実は傷つけ続けていたりと、ビックリするほどの距離ができ、修復は難しい状況に。正直ギャップどころではない状況に、ココロはズタズタの、ボキボキに折れている感じです。自分に期待なんてできなくなっています。

はい。マジですコレ!

 

でっ、ここから先はまだ経験していないので、本に書かれている内容にはなるのですが。50代をすぎると自分に対しての期待も小さくなり、自分に起きていること満足感を得ることができるようになるってことです。

そんなことに対しても期待することが怖い今の僕ですが、次いってみよ~

自分の境界線

未来に描いた自分像と実際にむかえた自分像

ドラクエで例えると自分は勇者のつもりだったんですよね。仲間増やして敵バシバシ倒して。まあ、なんとはなくミッションこなせてるような気もしつつ、ラスボスも視野に入ってきたんとちゃうの~って思い出した頃に

 

え"~~~~~~~~

勇者 あいつな~~~ん

オレ 魔法使いやった~~~ん

 

ってなったりするんですよね。そりゃゲームみたいに決まっていれば、みんな勇者にもなれるんでしょうけど現実は、そう行きませんよね。

未来の自分はどれくらい満足しているかということに対して、実際にむかえた自分が失敗だったり後悔を感じていると満足感を得れずにさらに、失敗や後悔といった感覚が増幅されるそうです。このことを本文中では「フィードバック効果」と読んでいます。

 

【ミッションをクリアする自分】の範疇にはいてるんでしょうけどね。

楽観主義バイアスと抑うつリアリズム

先程の僕の子供の頃の話に戻りますが、ウルトラマンになりたかったアホな僕が「オレはウルトラマンなんかになられへんねん。だから、あんなに強くなろうとか憧れてもアカンねん。」とか思っていたら、きっと今の歳まで生きて来れなかったですよね。

人間が生きていくため楽観的に未来を見積もる傾向があるらしくそれを、「楽観主義バイアス」と本文には書かれています。

それでも、楽観的に未来を見積もり続けた結果、想像以上の赤字になったときに、まだイケルイケル~とは思えなくなって、現実をみちゃいますよね。

そんな、世界をありのままに見ることで、うつ状態になることを「抑うつリアリズム」と本文には書かれています。

 

そんな両極端な感覚が自分の中に存在するってビックリしますよね~

ゾウとゾウ使い

僕、妻のこと

スッゴイ好きなんですよ

スッゴイ好きなんです

でも、僕の都合でしんどい思いさせたり、無理聞いてもらったり、それだけならいいですが傷つけちゃったり。

自分でもアカンことだとわかってたりするんですよ、自分がそうしようとしていることもわかってて自分を止めることが出来なかったり。めんどくさい自分がいてるんですよね。

それを、納得な表現で本文に書かれていました。

「ゾウはとても賢く、体はとてもつもなく大きい。自分は大きなゾウの上に乗っている小さな子どものようだと感じました。ゾウが自らどこかへ向かおうとしないときには、その子はゾウをつついて、どちらか自分の好きなほうに向かわせることができます」

 けれども、もしゾウ自信に意向があれば、ゾウは自分の好きな方に進んでいく。ゾウに乗っている子どもはゾウの向かう方向に行くことを合理的だと考えるか、イライラしながら傍観しているしかなす術はない。あるいはその両方か。*2

 

自分のなかには、意識できている自分と、無意識な自分がいてるんですね~

谷底の過ごし方

必ず中年期になんかモヤモヤするな~ってなるわけでは、ないそうなのですが、なったときの過ごし方を、本文を参考に進めていきますね。

※なにぶん僕は、モヤモヤの只中ですからね!!!

奈落へのスタートなのか谷底なのか

 ホント僕はこのまま、なにもかも終わっちゃうのかな~っていうくらい妻との関係もギクシャクしちゃったり、仕事もやりがいを感じなくなって、転職サイトの面接を受けてみたりしたものの、「結構、良心的な会社で優遇されてますね!」って言われて余計にションボリしちゃったり。奈落の底へ吸い込まれてるのかな~って思うくらい、いろいろなことがネガティブに感じられたんですね~そんな中、目にしたミッドライフ・クライシスというキーワード。いろいろとネットや本を読み、この状況は仕方ないんだと思い始めこの本「ハピネスカーブ 人生は50代で必ず好転する」に出会いました。それで今は谷底にいるだけで、これからは上り調子に向かうんだ~って思えただけで少し気持ちが楽になれたんですね。

今いる濁流の先は滝壺へ続くのか、それとも緩やかな大きな川へと続くのかがイメージできるだけで人って少し変われる気がしますよね。

人に話してみる

人との関わりの中にいるということで、中年期のフィードバック効果はより自分を追い込んでしまう恐れがあるそうです。

それは不幸せと感じることはおかしい、と思ったり。自分の性格が原因なのではと思い込み、不幸せだと感じていることを恥ずかしいと思い、自分の気持を誰にも話せなくなることがそうさせるとありました。

つらい時期を一人で乗り越えるのは、なかなか辛いものです。病気や機能不全だから行くと思わず、心の平安を取り戻し、間違いをおかさないためとプロのカウセリングやセラピーを受けることもおすすめだそうです。

解決を目的とする相談ではないことを理解してくれる親しい人がいるのなら、話を聞いてもらえるかもしれませんね。

もがくほど罠にかっかってしまう

中年期におとずれるモヤモヤは、良くも悪くも青年期以前のやり方を続けることで発生しているようなので、今までのやり方でモヤモヤを消し去ろうとすればするほどモヤモヤするんですよね~

ググればわかる。ポチれば手に入る昨今、このモヤモヤを消し去るには、辛抱強く少しづつ前に進み続けることだって言われても、なかなか受け入れることができないですよね。時間も自分が管理していて自由に埋めたり、使ったりできるような感覚がありますが、実は時間が自分を支配しコントロールも、理解することも出来ないものとしたとき、【人生の航路】の「壮年期【中年期)」に描かれているような、先の見えない濁流の中を通ることでしかモヤモヤを解消出来ないのであれば、待って耐え忍ぶのは受け身ではなく時間を味方につける方法なのかもしれませんね。

まとめ

 ということで、年齢によって幸福感は変化し中年期にはそれまでとは違う感覚に陥りやすくモヤモヤっとしやすくなります。自分のことなのに自分の境界線の外に知らなかった自分がいて、そんな自分も自分だよね~って受け入れて、40代は谷底だけどきっと良くなるよ~とあきらめて、気のしれた人たちとゆっくりと幸せな日を待ちましょう!!!

ということでした。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

 

*1:ハピネスカーブ 人生は50代で必ず好転する 本文 第4章p123

*2:ハピネスカーブ 人生は50代で必ず好転する 本文 第5章p160